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第四集WEB公開、始まりました!

 ここにビンがある。今日こそ私は、このビンを書く。まず一番大事なのは形だ。手にしたノートパソコンに、キーボードで文字を入力する。すると目の前にあるこのビンを追いかけるように、少しずつ私のビンが物体となって見えてくる。これはいかにもビンらしいビン。大して特徴のない、もう見飽きた、でもだからこそ、よく見てみると「あっ、ビンだ」と思うような。そっと指先を動かしながら、ビンの完成を目指して文章を組み立てていく。そしてこのビンの先端には、キャップと呼ぶにはいささか凶暴な、あのギザギザが付いている。残念ながら手元に栓抜きがないため、今このビンのキャップを開けることはできない。だから私は書く。そして、あえてこのギザギザだけを書かないことで、言葉の中でキャップを開けてしまおうというわけだ。さぁ、これで開いた。さらに栓抜きがないということは、中身が飲めないということ。これは致命的だろう。だから当然ここも書かずに、言葉の中で飲む。もちろん味はない。

 ここにビンがある。今日こそ私は、このビンを描く。まず一番大事なのは形だ。手にした鉛筆の先を、慎重に画用紙に滑らせていく。すると目の前にあるこのビンを追いかけるように、少しずつ私のビンが線となって見えてくる。これはいかにもビンらしいビン。大して特徴のない、もう見飽きた、でもだからこそ、よく見てみると「あっ、ビンだ」と思うような。そっと指先を動かしながら、上下左右に鉛筆を動かしていく。そしてこのビンの先端には、キャップと呼ぶにはいささか凶暴な、あのギザギザが付いている。残念ながら手元に栓抜きがないため、今このビンのキャップを開けることはできない。だから私は描く。そして、あえてこのギザギザだけを描かないことで、画用紙の中でキャップを開けてしまおうというわけだ。さぁ、これで開いた。さらに栓抜きがないということは、中身が飲めないということ。これは致命的だろう。だから当然ここも描かずに、画用紙の中で飲む。もちろん味はない。

 ここにビンがある。今日こそ私は、このビンを掻く。まず一番大事なのは形だ。手にしたビンの形を確かめるように、慎重に指で撫でる。すると目の前にあるこのビンを、はっきりと感じる。これはいかにもビンらしいビン。大して特徴のない、もう見飽きた、でもだからこそ、よく見てみると「あっ、ビンだ」と思うような。そっと指先を動かす。やがてビンの表面にザラつきを見つけた。ここだ。そしてこのビンの先端には、キャップと呼ぶにはいささか凶暴な、あのギザギザが付いている。残念ながら手元に栓抜きがないため、今このビンのキャップを開けることはできない。でも、そんなのはどうだっていい。私が掻きたいのは、ここではないのだから。先ほど見つけたばかりのザラつきを、もう一度、指で撫でてみる。きっとゴミか何かだろう。私はかねてより、こうした汚れを、どうしても放っておけないタイプなのだ。だから私は掻く。その小さな塊があっけなく取れる。さらに栓抜きがないということは、中身が飲めないということ。これもやはり気にならない。だって私はもう掻いたのだから。指先に付いたこのゴミにも、もちろん意味はない。

 ここに●●がある。今日こそ私は、この●●を欠く。まず一番大事なのは●だ。手にしたそばから、●●は●●●●●●●。すると目の前にあるこの●●を●●●るように、●●●●●●の ●●が●●●●●。これはいかにも●●らしい●●。大して特徴のない、もう見飽きた、でもだからこそ、よく見てみると「あっ、●●だ」と思うような。そっと●●を動かしながら、●●●●●●●●●●●●●。そしてこの●●には、●●●●と呼ぶにはいささか●●な、あの●●●●が付いている。残念ながら●●に●●●がないため、今この●●の●●●●を ●●●ことはできない。だから私は欠く。そして、あえてこの●●●●だけを ●●●●●●●、●●●の中で ●●●●を ●●●●●●●●●●●●●。●●、●●●●●●。さらに ●●●がないということは、●●が ●●●●ということ。これは致命的だろう。だから当然ここも ●●●●、●●の中で ●●。もちろん ●は ●●。